頼りになるいぶし銀の機械

所謂、全漉き、ベタ漉き、漉き割と言われる革の漉き機があるのですが、うちのはフォーチュナーの全漉機を使っています。

なんと、ドイツ製というより西ドイツ製のフォーチュナーバンドマシン(笑) 

要するに古い機械です。でも、これがいい仕事するんですよ。

硬くて分厚い革は苦手ですが、調整さえすれば0.3㎜厚まできっちり漉きます。

ただ、たまに機嫌が悪くなる時があって、その時はその原因によって、色んな個所を調整する必要があります。

突然、研ぎが激しくなる時もあります(笑)

そんな時は、電源を切ってどこが悪いのか調べて調整します。

構造はシンプルなのでもう大体どこをどう調整すれば良くなるかわかっていますが、問題は純正の部品がないので、致命的な部品が壊れると使えなくなるのでいたわりながら使っていきます。

今後ともよろしく頼むぜファーチュナーじいさん!と使い終わった時には心の中で話しかけています。

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