昨日は五つ星ひょうごの内覧会・販売会に行ってきました。
今回で5回連続出場ということと、今回はうちの肝いりのオリジナル商品Tajima Cowhideシリーズを引っ提げての出展だったので、ちょっとは期待したのですがまさかの売り上げゼロ(笑)
過去5年間販売会の売り上げは多かったり少なかったりしましたが、まったく売れなかったことはなかったのですが、今回はこれまで以上にストーリー性もありどこもやっていない兵庫県、但馬地方のオンリーワンの特産品であったので販売数ゼロというのはちょっとショックでした💦
ただ、私もこの五つ星ひょうごの販売会は5年連続出場なのでもはやベテラン(笑) 数年前から感じていましたが、午前中のメディやバイヤーの内覧会、午後からの一般客を入れての販売会、いずれも客数は落ちている感じで、出展者も少なくなってきている感じがしていました。なので来客の熱量も落ちている感があって、これは売れないだろうなという匂いがプンプンしていました…
ブースの配置が今回からこれまでの地域エリアの配置ではなく商品のカテゴリー別の配置となり、元々我々のような民芸品工芸品工業製品等は少なく圧倒的に飲食品が多いのでこの配置にされると、我々のゾーンは飲食品ゾーンとは客足が歴然と違い厳しい戦いになりました(笑)
だがしかし、このイベントの最中に地元のバックショップ2店舗から、そこそこまとまった注文が入ったのでイベントはゼロでも当日の売り上げは立ちました!と、負け惜しみの捨て台詞を吐きます…
で、うちの隣はくしくもビジネスパートナーであるセナレザーさんでした
他にも革小物や播州織などの特産品がでていましたが、うちらの並びはみな苦戦していました。
正直、うちの商品力がなかったというのが敗因ですがこのイベント自体にパワー感がなく、うちらのような商品カテゴリーは相性が悪いイベントというのが年々感じることもあり、またうちのような小規模事業者は遠距離でもある但馬からの参加は準備や移動も大変なので来年は辞退しようと思います。
しかし、このイベントは良いこともあります。メディアの取材や販売だけでなく各テナントとの交流です。これまで参加した際に良い出会いがあってビジネスには繋がらなくても異業種交流的な出会いがあり、その点は面白いです。今回も良き出会いがありました。それはこちらです。
播磨エリア多可町からの出展者のHALOPさんです。
なんでも地元伝統工芸品の杉原紙という1300年ほど前から作られている和紙を本体生地に使い、内装生地は播州織、付属の革は地元で害獣駆除された鹿の革を使っているという、地元の素材がほぼ100%で天然素材。これは究極の地場産業特産品ですね。
職人さんと話をしたところ、和紙は大量生産できないうえサイズも小さいので裁断は手作業とのこと、正直値段はお高めに見えますが、作業工程と素材のこだわりを詳しく聞くと納得の値段。同じメーカーとして考えるとむしろ安いのではないかと思えてします。
このHALOPさんは株式会社多可町地域商社が運営しており地元の行政、民間が一緒になって町おこしの為に活動されているようです。そういう取り組みは面白く、私も地元の但馬牛の革を使った地元の特産品を目ざしているので共感するところがあり、同じ兵庫県のローカル特産品製造事業者として(笑)ささやかながら応援したく思います。今、うちに来ている百貨店の催事の話があるのでそこのマネージャーに紹介しようと思います。
ということで、販売会は過去最悪の結果になりましたが良い出会いもあったので良しとしますか。
いや、良くないな。
と思い、帰りの西紀SAのレストランで怒りの晩飯を食べた。
名前は忘れたけど確か但馬牛を使った牛トロ御膳?だったかな…これをチョイス
それなりに美味しかったがご飯の量が少なく、イベント時間内は食べることができなかったので空腹の状態では物足りないボリュームなのが残念でした。
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