来週12日よりMakuakeで受注を開始するTajima Cow Hideシリーズの新型トートバッグのこだわりポイントを紹介します。
まず、一番のポイントはなんと言っても革です。
地元の特産品である但馬産の但馬牛の食肉加工されて発生する廃棄される皮を引き取って姫路のタンナーに鞣しと仕上げを頼んで作った革。
但馬牛の原皮の特性である薄い原厚を活かした軽量な革を手触りの良いソフトな仕上りにしました。
そして、放牧される但馬牛が長期間日光を浴びることで漆黒から茶系に変化するように、3色の染料を使って長期間このバッグを使用することで少しずつ黒色から茶系に変化する染色をしています。
次は、Tajima Cow Hideシリーズのシンボリックなパーツでもあるファスナー引手
但馬牛の角をモチーフにしたデザインで、裏面には但馬牛革と刻印が入っています。
これは地元の材料屋さんを通じてYKK社に作ってもらいました。
Tajima Cow Hideシリーズの本体にファスナーがつく製品全てにつけているので、唯一無二のこの引手が付いている製品は弊社のオリジナル商品です。
今回の新型トートバッグのハンドルは、豊岡の随一のハンドル職人に作ってもらいました。
このハンドル職人の社長は超ベテランでクオリティーの高さは豊岡№1で、豊岡の業界より東京などのハイエンドクライアントの受注を受けていますが、今回無理を言って作ってもらいます。
このレベルのクオリティーは私らにははっきり言って作れません。
そして、このハンドルに負けないようにハンドルと本体を繋ぐ金具は磨きをかけたダイキャストの金具に厚みのある吊メッキをかけたクオリティーの高い金具を使っています。
わかる人には見た目の仕上りも持った時の感触でいいバッグ、いや、いいハンドルを使ったバッグを買ったと実感できるでしょう。
次のポイントは内装生地です。
Tajima Cow Hideシリーズの内装生地がつく製品は、全てグリーンに統一しています。
グリーンにした意味は但馬地方の自然と放牧地の草木のイメージしたメッセージが入っています。
また、緑色は縁起がいいともいわれていますし、黒とグリーンのコントラストは意外と少なく、作って
みると中々鮮やかでもあります。
これはこだわりというわけではないですが、底部には高級底鋲を打っていますので底部をある程度守ってくれます。
細かい所ではまだまだ、こだわりはありますが目に見えてわかる特性はこんな感じですかね。
ご紹介した特徴が全部そろっているトートバッグは豊岡の鞄業界では絶対ありません。それは断言できます。
まず、但馬産の但馬牛にこだわっている製品自体が他ではないですけど。
ということで、気になってくれた方は、Makuakeの受注が始まったら見てやってください。
小規模製造業なので色々と大変ですがここは頑張って地元の特産品になれるよう踏ん張ります。
応援よろしくお願いします。
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