Tajima Cow Hideトートバッグの部分漉きを始めました

裁断が終了したので革裁断物の部分漉きを始めました。
部分漉きとは縫製をする部分を薄く漉く工程です。
なぜそれが必要かというと、革の原厚はナイロンや綿系の生地に比べ厚いため、革と革を合わせて縫製する時やその中に内装生地や芯材を挟むときは分厚くなって縫えない、もしくは縫いにくいので、縫製する部分だけを薄く漉きます。このTajima Cow Hideの革はもともと薄く作ってもらっていますが、それでも原厚は1.2㎜から1.4㎜はありますので部分漉きは大体、0.6㎜から0.7㎜くらいまで漉きます。
この部分漉きの後はいよいよ縫製作業に入ります!

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