今日の神戸新聞の但馬欄にこの記事が掲載されていました。
正直、SDGsに取り組んでいる商品といっても、よほど大手企業やブランド力のある企業のような専任スタッフや事業部を作って各メディアを使ったプロデュースでもしない限り売り上げには繋がらない。そして、このようなリサイクルとかアップサイクルとかは材料の入手から選別、掃除に手がかかり生産も通常の資材で作るよりも時間が書かかる。つまり材料と人件費が高くつき、その原価で販売価格をせっていするのでどうしても一般商品より高い販売価格になるのだ。私も経験しているがそれをくみ取って買ってくれる消費者はまだまだ少なく、苦労して取り組んでいる割に売れないので正直、大手企業のような体力がなければ続かないのだ。なぜそのようなことを言えるかというと私もコンセプトは全く違うが同じ経験をしているからだ(笑)
そういう中で中小企業がそれに取り組むというのは個々に思惑があるにしても評価し応援したい。まだまだ地元鞄産業界はこのような取り組みは少ないので頑張ってもらいたい。まあ、リスクは全部自分持ちで報われにくい事業なんかは誰もしたくないからね(笑) あ、でも、この業界では補助金使ったり大手企業との連携でやってるとこはありますけどね。ちなみにうちのTajima Cowhideシリーズの取り組みは一円たりとも補助金はもらってないし、アイデア、畜産業界やタンナーさんとの交渉も自分ひとりでやったのでコスト、時間、労力全て私個人が奮闘して構築しました。よくこんなちっぽけな工房が立ち上げたと自分では評価しています(笑)これは自分の人生の中で最大の自己満足事業になるでしょう💦
自分もささやかながらSDGsに取り組んでいるので三宅さんも大変だとは思いますが頑張ってもらいたい。ただ、この記事の中の気になる点があります。ヒグラシ珈琲さんのコーヒー豆が入っていた麻袋ってカバンツクリエーションの同い年の職人である中野氏が既に始めてて販売しているのだがそれとはまた違う取り組みなのかな??その記事も神戸新聞に去年か一昨年に掲載されていたと思うのだが・・・
ついでに神戸新聞と言えば、うちのTajima Cowhideシリーズを地元の金融機関の方がいい取り組みですねと言ってくれて神戸新聞の記者の方に取材を2回も申し込んでくれたのですが全く連絡がありません(笑)この三宅さんの事業は大きく掲載されてますが、それに比べてうちのTajima Cowhideシリーズは掲載価値なしとの評価なのですね・・・まあ、読売新聞も朝日新聞も日本海新聞の地元の記者さんの取材は受けましたが掲載はされませんでしたから、うちのTajima Cowhideシリーズは地元メディアからしたら、全く評価に値せずなんならインチキ臭い事業くらいにしか思われていないかなとも思いますね…
インチキ臭いと思われるならこの事業にかかわってくれている地元の但馬牛の食肉センターや但馬食肉組合の会長や姫路のタンナーに取材して裏を取ってもらってもいいのですがね。
あ、でも、地元経済に関心のある北近畿経済新聞さんや、日本のファッションのトレンドや地域産業の先端を取り上げる繊研新聞様は掲載してくれましたからいいか(*’ω’*) 繊研新聞様なんかは関連記事を3回も掲載してくれましたからね!よくわかっていらっしゃる!感謝です!
後半は愚痴のような文章になってしまい珍しく長文になってしまいました💦
ということで三宅さんのアップサイクル事業とともに、うちのTajima Cowhideシリーズもよろしくお願いします。<(_ _)>
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