ちょっとやりにくい革漉き作業

革は生地と違い厚みがあります。なので縫製する時に何枚も重なる箇所は革パーツ全体を漉くベタ漉き、縫製するところだけを薄く漉く部分漉きなどの加工があります。

今日は、そういうスタンダードな漉き作業ではなく、正式な呼び名は知りませんが私は溝漉きと呼んでいる作業をします。

一般的な押さえはこんなやつです。

このタイプの押さえは部分漉きで使用します。

漉くとこんな感じで押さえの所だけが薄くなります。

今回使う溝漉き用の押さえはこんなタイプです。

これで漉くとこんな仕上がりです

折り曲げたい所だけを溝を掘るように漉きを入れます。革の原厚を残しながら曲げたい所に漉きを入れるということです。

この作業で一番気を付けないといけないのはまっすぐに漉くこと。

距離があればあるほど難しい。正直1㎜以内くらいですが若干いがむことはありますが、革なので多少は融通が利きます。

生地であれば折れ線といって高周波で直線に折れ線を付けるのでしょうが革は熱をかけると焦げたりして変色するので隠れないところには高周波はできないと思います。

この作業は、押さえだけでなくヘリ漉き機に専用の板を取り付けないといけないのでちょっと面倒なんです💦

でも、できる限りは対応しています。

やっぱり仕事は道具が大事ですね。

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