レザーソムリエ皮革講座とはレザーソムリエ事務局が窓口で日本皮革産業連合会が運営されているようです。

なぜこの講座を受けたのかというと特別深い意味はなく革製品に関わっている者として自分のこれまでの知識がどれほどのものか知りたかったというのが理由。
革の裁断業から始めて革製品の生産までしてきて、特別革の勉強もしてきたわけでなくタンナーさんに聞きたいことを聞いて、革加工全般の実践的な作業くらいなので革の奥深くは知らないままやってきたので、このような革のプロの人の話は一度聞いてみたかったのです。
今回の講座は革の歴史から始まり、革はサスティナブルな地球に優しいものということ。牛革から馬、鹿、ブタなどの家畜系の革から爬虫類、エキゾチック革などの話。鞣しではタンニン鞣しとクロム鞣し、染料と顔料の話、経年変化の話と革のお手入れの話と、革製品の実作業以外の話も聞けて良かったです。
この講座を聞いた感想としては、基本的に牛革に関しては自分が知っている知識の延長上で大筋で知っていることで安心しました。細かい専門用語は初めて聞いたものは若干ありましたが牛革を中心とした馬や豚などの家畜系の革製品を生産している者としては仕事をするうえで今の知識で十分だなと思いました。爬虫類やエキゾチック革に関しては生産つもりもないし仕事の依頼もなく自分自身あまり興味がないので、掘り下げるつもりはないですね。
このレザーソムリエは初級、中級等の試験があり合格すると認定書がもらえるらしいのですが、受けるかどうかは考えるところです。正直、全ての革製品を扱いたいわけでもないので牛革オンリーの試験なら受けようと思いますが、染料顔料はもっと知りたいかなと思いますが爬虫類やエキゾチック革の勉強はするつもりもないし、お手入れ関係の深堀もうーんって感じで全てのカテゴリーの試験ならやめとこうかなと思ってしまいますね。
11月に試験があるらしいのでそれまで考えます。
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