現在Makuakeで実行中のプロジェクトが後9時間で終了します。
今回のプロジェクトは2回目となり前回は2年前に行いました。
前回もうちのオリジナル商品Tajima Cowhideタテ型トートで初めてのクラファンに挑戦しました。
結果的に160万を超え想定以上の結果となり、大変うれしく思いました。
そして満を期して今回のTajima Cowhide 2wayトートで挑戦しました。
今回はよりメンズ寄りにはなりましたが、オーソドックスながら利便性はあり、前回とはカテゴリーは違いますが、コストも安いので前回よりも購入額は同等もしくはそれ以上になってくれればと密かに思っていました。
そして結果は現在44万と残念な結果となっています。
目標額は20万としておりそれはクリアしたのですが、それは俗にいう表目標で、Makuakeとは裏目標を設定していて、その裏御目標は100万にしていました。裏目標はそれに達成しなくてもペナルティーがあるわけではないのですが、実行者的に実際の目標にするものでMakuakeもそれに達成できるように色々と検討してくれるみたいなものです。
なぜ裏目標を100万にしたかというと、今回のプロジェクトにかける経費、新型なのでサンプル製作費、材料費(革、副資材、その他)人件費、外注費、ページ製作費(デザイン会社)その他もろもろ。
これらの経費を積算すると100万くらいないと黒字にはならないのです。
つまり今回の挑戦は完全敗北となりました。
要因は色々とあります。クラファンで購入金額が圧倒的に多いところはブランド力があり基本的に既に多くのファンが多くいます。それがあると開始1週間で表目標に達成するのです。また、ファンがいなくても出品商品が非常に強い特徴があるものです。それは商品のデザインであったり機能、サービス、ストーリーなどこれまでに見たことがない、経験したことがない特別な何かがあること。
うちは無名でブランド力がなくクラファンも2回目なので実績も浅い、商品もデザイン、機能もオーソドックスなのでスペシャル感もない。あるのはストーリーと堅実にモノづくりをしていることくらい。
今回の結果は一番の売りである地元の地域資源である但馬牛と地域の技術である豊岡の鞄製法モノづくりをして但馬地域の最強の特産品であること、さらにSDGs適う生産システムで売上の一部を地元畜産業に寄付をするという社会貢献を行っていることなのだが、行政や畜産業、革好きの人には受けるが一般ユーザーには刺さっていないということだ。
今回の結果はそれがよく分かった。
今後もこのTajima Cowhideシリーズは続けていきますが、クラファンも含め商品開発や販売方法を検討していく必要があると思います。このままではいいことをしているという自己満足で終わってしまい。継続が厳しくなるので。
今回のプロジェクトは残念な結果となりましたが、幸いTajima Cowhideシリーズを取り扱っている地元のバッグショップの方たちは早く一般販売させてほしいと言ってくれているので地元のバッグショップや自社サイトの販売と豊岡市のふるさと納税返礼品にも登録して販売していこうと思います。
最後に今回購入していただいたサポーターの方には本当に感謝します。
ありがとうございました。
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