昨年の11月ごろに日本女子大学 消費生活研究室様から学生さんへのバッグ制作の依頼があり、サンプル製作を行って生産依頼がきまりました。
その製品サンプルがこちら

タブレットやPCケースです。
素材は表胴に使うウール生地と背面の生地は大学からの支給でそれ以外の材料はこちらが用意します。
このウール生地はなんでもスコットランドで織られた生地のようでしっかりした素材で生地単価はきいていませんが、多分お高い生地だと思われます。
サンプルの仕様は先方の依頼を聞いた上で製作し一発でOKをいただきました。
本生産はファスナーの仕様を変えるくらいで特に変更はなし。
この製品を何に使うかうかがったところ、この学科の生徒さんが今後卒業して就職した際に、サンプル製作や本生産の素材の選定からメーカーとのサンプルに関わる情報や経費など本生産にかかる過程を具体的に体験して、モノづくりのリードタイムやコストを知り今後無理のない発注ができるようにと企画制作と発注業務の実体験を行うということらしいのです。
なので、各工程の写真も撮り製品と一緒に送るつもりです。
これは我々モノづくり企業には是非知っていただきたいことですし、学生さんの良い体験をしていただくことのお役にたてるのはうれしいことです。
こちらもただ単にモノをつくるだけでなくささやかながらでも社会貢献できると思って仕事ができるので頑張らしていただきます。
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