毎年年末年始は元旦くらいしか休んでなかったのだが、今年は大晦日から3日間休めた(笑)

これはいいことでもあるようだけど、経営的にはいいことではない。従業員を増やしたことで（といっても1人だけど）売り上げは上がっているわけではないけど、従業員の為に自分の仕事をセーブしなくてはならなくなったことだ。これは決していいことではない。体を休めることはいいことだけど売り上げは上がっていないから利益が激減しているからだ。

そういうことで今年の目的は増収増益となる。

これまでと同じことをしていては、この目標には届かないのでこれまでやってこなかったこと、これまで力を入れないといけないところに注力しなくてはならない。

そのためには、やはりTajima Cowhideシリーズの売上を増やす必要があるのでＰＲに力を入れていく必要がある。材料や革の材料手配や在庫の先行資金が負担となっているので、これの回転を上げていく。

その一つの方法としてPVの制作。これは既に撮影は終わっていて現在最終の編集作業を行っているので近日中にはyoutubeにアップできると思う。この動画をネット配信だけでなく催事やイベント、小売店での発信ツールとして使っていく。今度行うクラウドファンディングにも貼り付ける。

そして今月発表になる但馬産業大賞に選ばれることだ。これは自分の努力だけではどうにもならないので結果を待つしかない。この但馬産業大賞は但馬地域において優れた技術やサービスで活躍し、地域の発展、経済の活性化に大きく貢献された事業者等を顕彰するものだ。カテゴリーは３つあって

(1)キラリと世界へ輝く技術部門
高度な技術的課題を克服し、画期的な製品・部品や生産技術の開発、実用化に成功した企業、団体、グループ、個人

(2)新たな時代の先端を行く事業開拓部門
SDGsの観点に基づく取組を中心に、新しい視点で但馬地域の歴史・風土・環境に育まれた豊かな地域資源を有効に活用した取組や自然環境に配慮した取組など先進的な取組を意欲的に取り組んでいる企業、団体、グループ、個人

(3)但馬で働きたい優良企業部門
生産労働人口の減少著しい但馬地域において、老若男女を問わない平等な人材の確保や活躍に資する取組、また、ワーク・ライフ・バランスに着目した従業員に対する福利厚生の充実による離職者軽減への取組などを積極的に推進し、他の但馬企業の規範となる企業、団体、グループ、個人

この中の②にエントリーしている。

このカテゴリーの文言にうちのTajima Cowhideシリーズは完ぺきにはまっている。Tajima Cowhideシリーズの取り組みは間違いなくSDGｓにはまっている。それを証拠に４つの公的機関がこの取り組みを認定していることだ。そして但馬の地域資源である但馬牛の革を但馬の特産技術である豊岡の鞄技術を使って製品化していること。その売上の一部を但馬の畜産業に支援をしていること。この取り組みはこのテーマである「SDGsの観点に基づく取組を中心に、新しい視点で但馬地域の歴史・風土・環境に育まれた豊かな地域資源を有効に活用した取組や自然環境に配慮した取組など先進的な取組を意欲的に取り組んでいる企業」に地元モノづくり事業においてこれ以上ない取り組みであると自負している。

はたして審査員が全エントリーをどう審査するか楽しみだ。うち以上の取り組みがあれば落選するのは仕方ないが、どこが選ばれるか本当に楽しみ。

ということで、今月は但馬産業大賞の発表が楽しみであり、もし選ばれると地元メディアも取り上げざるを得ないだろう。こういうのも取材は多少あったが記事に掲載をこれまで地元新聞などのメディアがしてくれなかったのだ。（北近畿経済新聞様は別）神戸新聞などは特に無視されている(笑)

まあ、ＰＲは基本自力で頑張っていくのでいいけどね。

ということで、今日は地道な革裁断作業をしています。

まだ、正月休みなのでボッチ仕事です。

誰もいない工房…

でも、来客もないし従業員の段取りもまだしなくていいのでマイペースで作業できるのは結構気持ちがいい。ノーストレスです。

今年は経営的に昨年以上に厳しい展開になると思う。豊岡の鞄産業全体的にも悪いみたいだしね。

さてさてどんな年になるか。地元地場産業は儲けより生き残りの様相をしている。去年からそんな感じがただよっている。

そういうことなのでみなさんTajima Cowhideシリーズをよろしくお願いしますm(__)m