GW後半戦突入・・・だがしかし

5月3日GW後半戦に入りましたね。自宅のある城崎はそれなりに観光客がいました。去年だったかコロナで緊急事態宣言が出ていた時の城崎はGWも宿が自粛して全く観光客がいなかった。生まれて初めて木野崎がGWに人っ子一人街に人がいない光景を見た。町民もあまり外を歩いていなかったのであの光景は忘れることはないだろう。でも、今年は100%ではないかもしれないけど賑わっていたので一安心ってところか。

で、一方の私は今日ぐらい休もうかなと思ったが、急な仕事と休み前に手のかかる依頼が入ってきて、休み明けにかかるのは嫌だったので結局出てきてしまった。

誰もいない工場は当然機械の音も人の話し声もなく、うちが入っている卸団地自体どこも休みなのでいたって静かだ。客も来ないし落ち着いて仕事ができる。

落ち着いて仕事ができるので逆にいろいろと考えることがある。

今後のことだ。

うちは地元の地場産業の中でも小さな工場なので、大手のような資金、労力、企業パフォーマンスにはかなわない。小回りが利く多品種小ロッドの対応が売りといえば売りだが小ロッドばかりでもサンプルや企画対応には一つの企画に対しての経費は同じだけかかる。小ロッドゆえ爆発的な売上は見込めない。そのわずかな利益の中で人件費、消耗品、設備投資、家賃、光熱費などの経費を払いつつ、売れるかどうかわからないオリジナル製品の開発、生産を行うという中々、きつい経営をしている。

OEM一本に絞って経費を落とせば多少利益は上がるかもしれないが、クライアントの動向に影響受けクライアント次第でこちらの経営も左右される。キャパシティが小さいのでやたらめったにクライアントを増やせばいいというわけでもない。うちの地場産業は完全下請けになってるとことはコロナ以前からそういう問題で苦しんでいる。コロナ以降はそれが顕著だ。だから。うちはOEMも受けつつオリジナル製品を少しずつ増やし、世の中の風に淘汰されないように頑張ってはいる。オリジナルを作るのはそれだけではなくて、私自身なにか思いついたら作ってみたい性分なのでやっちゃうのだ笑

また、サラリーマン時代もそうだったが、仕事でいい出会いがよくある。いい素材、面白い技術を持っている人に出会うと、その素材や技術とうちのパフォーマンスで何かできないか?と思ったら作っちゃうのだ笑

今も新作や新企画を進めているけど、売れないだろな・・・

まあ、続けていけばいつか光が当たるだろうと信じて行けるとこまでやってみる。

それではみなさん、よい連休を!

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